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OGAWAND

小柄な女性の悩み




OWN(容量約50L)を背負っている女性の写真。バックパックが背中のカーブにぴったり添って良い感じです。実はこの女性の身長は149cm。日本人としても小柄な体格です。

「バックパックのサイズが合わなくて…」という相談を(特に女性から)よく受けるんですが、海外ブランド製品を使っている場合、仮に背面長が合っていても、基準としている「型=上半身の大きさ(肩幅や胸囲)」が欧米人に比べ、日本人はどうしても華奢な(薄い)ケースが多く、それが原因でうまく合わないことが多いようです。同様の悩みを持つ人に話を聞くと、大概の人はショルダーハーネスを「(テープの引き代がなくなるくらい)引き絞り過ぎ」の状態で背負っている人が多い印象です。(←トレランザックでもよく見かけますね)これではサイズの大きい靴の紐を、ぎゅうぎゅうに締めて履いているようなものなので「一応、背負えてはいる」けど「ベストなフィッテイング」ではないんですよね。

“OGAWAND“のバックパックは基本的に「背面重心」で、誰が背負ってもバックパック本体は「背中の真裏」にくるように設計しています。この「背面重心設計」というのはすごく重い荷物を担ぐのには不向きなんですが、現行の軽めのギアでまとめた幕営装備(〜13kg)ぐらいでは有効で、サイズに関しては一般的な「背面長」ではなく、主に「胸囲(女性はアンダーバスト)」をフィッティングの基準としています。

“OGAWAND“のバックパックのショルダーハーネスは「交換可能」というちょっと珍しいギミックなので、バックパック本体より前側(胴体の縦横の周囲(大きさ))に合ったハーネスサイズを選ぶことで、様々な体格に対応できる、というわけです。(言葉だけだとちょっとわかりにくいと思うので、また今度、図なども用いて説明できればと思います)サイズで不安や疑問がありましたらメールや各SNSのメッセージなどでも受け付けておりますので遠慮無くご質問ください。

追記:写真の女性は撮影機材など、荷物が大きく重くなるとのことで、バックパック本体は大型の「Goraon」で「スタンダードハーネスのXSサイズ(←新たに加えます)」+重さを支えるために「ハイウエストベルト」という組み合わせのオーダーになりました。(この辺の「組み合わせが選べる」というのも、また別の機会でご説明します)

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